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8.192021
体験授業の紹介③ コーディング講座
本校学校見学会の体験授業の紹介第3回目。
本日は、コーディング講座です。
本校に、二年制過程終了後、進学するコースがある。というのは、ご存知でしょうか。
3つコースがありまして、診療情報管理士専攻コース・医療情報技師専攻コース・ソーシャルコース併修コースです。
今回の主題である「コーディング」は、このうち「診療情報管理士」に関わりがあります。
診療情報管理士、というと、あまり聞き馴染みがないかも知れません。
診療情報管理士は、「診療録(カルテ)・看護記録・検査記録等(総じて『診療情報』といいます)を、点検・保管・分析を行い、必要とされるときに迅速に医療現場へ提供されるよう管理する」という職業です。
診療情報が必要とされる場面は多岐に渡り、経営管理・研究教育・公衆衛生などその理由は様々です。
その診療情報管理士の業務の一つに、「コーディング」があります。
ICDコーディングといって、病名を一定のルールに従い、万国世界共通のコード(アルファベットと数字を組み合わせた記号・番号)に変換するというもの。
なぜ、そのようなコードを割り振るかと言えば、一つは「言葉の壁」があるからですね。
例えば、日本語でいっている病気と、他の外国語でいう病気が、同じ病気をさしているかはわかりません。もしかしたら、全然違う別個の病気を指しているかも知れないわけです。
そこで、病名に対応する万国共通のコードを割り振ることで、世界中どこの国の人でも、同じ病気をイメージすることができるというわけです。
一つ一つの病気にコードを振ることで、統計や分析を行いやすく、また活用しやすくなるのです。
…ご理解いただけたでしょうか。
このコーディング講座では、コーディングを体験することで、診療情報管理士という職業に興味を持ってもらい、医療機関の事務系職種は医療事務だけではなく、もっと主体的に経営に関わっていくことができるということを理解していただけます。
国公立や公的な医療機関でも、近年は積極的な採用が行われております。
医療秘書・医療事務から一歩進んだ世界を見てみたい、より高見を臨みたい。という方は、ぜひこちらを選択してみて下さい。
担当は、本校教頭の矢野先生(ときどき、遠藤先生)です。
(矢野先生の似顔絵です。(生徒画)。手順立てて分かりやすく説明してくれますよ!)
(遠藤先生です。マナー講座でもおなじみ)
何かと大変な折ですが、学校見学会は予定通り実施致します。
8月21日 9:30からです。
お待ちしております。
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